アムウェイ業務停止命令の理由は？MLM業界への影響を考察！

きみちゃんMLM探偵事務所です！

2022年10月14日、ついにあの「アムウェイ」に消費者庁から業務停止命令がくだりましたね。

• アムウェイはどうして業務停止命令を受けたのか？
• 何が法律違反だったのか？
• （あれ、私がやってるビジネスって大丈夫・・？）

という疑問を徹底解説していきます！

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アムウェイが行政処分！ネットワークビジネスは消える？

2022年10月13日、消費者庁が特定商取引法に基づき日本アムウェイ合同会社に業務停止命令の行政処分を実施しました。

それを踏まえて今後どうするか？を考えてみたいと思います。

日本アムウェイ合同会社の行政処分の内容は特商法違反です。

具体的に問題となったことは、

• 身分提示／目的提示がない
• 概要書面を交付していない
• 概要書面不交付にもかかわらず登録を進めた

消費者庁発表の行政処分の内容がこちら↓

連鎖販売業者【日本アムウェイ合同会社】に対する行政処分について

消費者庁は、健康食品及び化粧品等を含む家庭用日用品等を販売している連鎖販売業者である日本アムウェイ合同会社(本店所在地:東京都渋谷区)(以下「日本アムウェイ」といいます。)に対し、令和4年10月13日、特定商取引法第39条第1項の規定に基づき連鎖販売取引の一部等(勧誘(勧誘者に行わせることも含みます。申込受付も同じ。)、申込受付及び契約締結)を、令和4年10月14日から令和5年4月13日までの6か月間、停止するよう命じました。

あわせて、消費者庁は、日本アムウェイに対し、特定商取引法第38条第1項の規定に基づき、再発防止策を講ずるとともに、コンプライアンス体制を構築することなどを指示しました。

2022年10月14日　取引対策課

引用元：消費者庁

具体的に問題とされた行動が、マッチングアプリで出会った女性に対して、身分を隠した上で

「このままだと肌がボロボロになる」

「今買わないと後悔する」

と言って執拗な勧誘で商品購入を迫ったというものです。

日本アムウェイは日本では40年以上の歴史があります。

なぜ今になってアムウェイが行政処分になったのかを考えてみましょう。

Q1：アムウェイは最近になって違反をしたのか？

A1：NO、違反は以前からずっとあった

Q2：では、なぜ今さらアムウェイは行政処分に至ったのか？

A2：今までは表面化する機会が多くなかったが、インターネットやSNSの普及により問題が表面化するようになった

つまり、ネットから得られる情報量の増加により、消費者センターや行政に連絡・相談するケースが増えたことが今回の行政処分に繋がったと考えられます。

※今回は特商法違反でしたが薬機法違反も懸念されるところです、このままでは終わらないかもしれません…

あなたのビジネスは大丈夫でしょうか？

「いやいやアムウェイはそうなったけれども、うちは大丈夫！」と思う方！

※本当にそう思う方、本当に気をつけましょう、本当に…

アムウェイの業務停止命令をうけて「私もネットワークビジネスやってるけど、このままでいいのか・・」と不安を感じた方！

• 違和感・疑問・危機感はありますか？
• 気がつかないうちに自分が加害者になっていませんか？

ネットワークビジネスやMLMをしっかり法律を守った上でやるためには決められていることがあります。

以下の項目をしっかりチェックしてみてください！

あなたは実施できていますか？

あなたのやってるネットワークビジネスのアップやリーダーは教えてくれましたか？

身分や目的の提示、概要書面交付ができていない場合は「法律違反」となります。

「そんなの知らなかった・・」では済まされません。

業務停止命令後のアムウェイは？ネットワークビジネス業界の今後はどうなる？

行政処分をうけたあとのアムウェイに関して調べてみたところ、

「今回は、一部のABO（Amway Bussiness Owner：アムウェイビジネスオーナー）が…」

と責任転嫁する発言をしたようです。

リーダーや会社は謝罪できるチャンスに、一部のABO・アムウェイビジネスオーナーをクビにしたという話も出ました。

処分後はリーダー達がイベントを開催し、既にメンバーである方達からさらに集金活動をしているという情報も多数入ってきています。

これらの行動がMLM業界1位と言われるアムウェイのリーダーの行いです。

ここで質問です。

「皆さんのネットワークビジネスのリーダーはどうですか？」

「アムウェイの行政処分のニュース報道から何か変化はありましたか？」

「報道前と変わらず同じことをしていませんか？」

冷静に振り返って考えてみてください。

2023年ネットワークビジネス業界・MLM業界はどうなる？

アムウェイが行政処分を受けたからといって、ネットワークビジネス業界・MLM業界がなくなるとは思いません。

ただネットワークビジネス業界の今後は縮小方向に向かい体制がしっかりしてるところに集約されるでしょう。

近年、法律もどんどん厳しくなっています。

令和3年：特定商取引法・預託法の改正
消費者庁HP参照

令和4年：医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)等の一部改正
消費者庁HP参照

ネットワークビジネス業界、MLM業界の今後がどうなっていくか推測すると、私は2択だと思っています！

1. 撤退「逃げるは恥だが役に立つ！」
2. 他社と差別化しているところへ動く

①撤退が相次ぐ

優秀な経営者は「ダメだと思ったらすぐに手を引く」そうです。

手を引いて損切りし最小限のマイナスで抑える。

「いつかうまくいく！」と信じ続ける人は洗脳されているかもしれません。

こういう方は残念ながら情報弱者と言わざるを得ません。。

↑これ誰のことかというと、過去の僕ですね〜(笑)

私もネットワークビジネスをしていましたが、収支は赤字でした・・

赤字なのに、

「いや、いつかうまくいくに違いない！」

「自分には凄い手段があるから！」

と信じて活動していました。

そのまま10年近く続けましたが、最終的には借金を作ってしまって…

ほんとバカだったなと思います。

「すぐにやめていたら、こんなことにはならなかった」と思いました。

そう思ったのは、洗脳が解けた後でした…

②他社との差別化をしている側に動く

お伝えしておきたいのは、ネットワークビジネス業界にも良い会社も存在します。

ネットワークビジネスにおける3つの課題があるのですが、これを解決している仕組みをもつ会社はこれからも生き残っていくでしょう。

ちなみに、ネットワークビジネスの3つの課題というのは、

1. 赤字の上で成り立ってる
2. 集客できない
3. 愛用者を獲得できない

この3つです。

これを解決するような仕組み、環境の体制を作れるかどうかが鍵🗝となります。

ただし、莫大な投資と更新し続けられる体制が必要です。

もし自身で作れない場合は既にあるところへ動くことが得策でしょう。

ネットワークビジネス業界の過去〜現在

業界全体は訪問販売も含めると、ピーク時は約3兆円強の市場がありました。

しかし現在は1兆円を超える程度まで縮小しています。

ネットワークビジネス業界に限ると5,000億円以下とも言われています。

2020年末の時点で、日流webによるとネットワークビジネス(NB)主宰企業124社の合計売上高は6206億7400万円でした。

仮にネットワークビジネス業界の市場規模が5,000億円から2,000億円ダウンして3,000億円に縮小したとしても、業界自体は残り続けるでしょう。

法律違反をになるビジネスは淘汰され、ネットワークビジネスの3つの課題である

1. 赤字の上で成り立ってる
2. 集客できない
3. 愛用者を獲得できない

といった課題を解決できる仕組みと体制を持ち法律を遵守して活動し続けられるところは売り上げを伸ばすし、成果にも結びつくでしょう。

お伝えしておきたいのは、すべてのネットワークビジネスを否定しているわけではありません。

良い会社も存在します。

ちゃんとした会社もありますのでくれぐれも誤解のないように…

• 副業で課題を感じている
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