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マーケットピーク逮捕事件の手口を解説!暗号資産マルチ詐欺から身を守る方法は?

2023年5月26日

今回はマーケットピークという、暗号資産を扱った悪徳なマルチ詐欺についてです。

逮捕者が出て、2023年5月24日にメディアで一斉に報じられております。
似た様な案件は他にもありますので、今回のマーケットピークの出来事をきっかけに、今後は騙されたり搾取される方や被害に遭われる方が出ないことを願っております。

こちらのマイニングエキスプレスの記事も参考にされてください。

私の過去のYouTube動画も参考にしていただけます。
ジュビリーエース

暗号資産マルチ詐欺から身を守る方法は?

危険な会社/グループには共通点として、ポイントが3つあります。

  • 1. 海外登記
  • 2. ありえない利率
  • 3. マルチネットワーク形態
  • この3つのポイントのうち、どれか1つでもある場合は、おかしいとご判断いただく必要があります

    それでは、1つずつ解説していきます。

    1.海外登記

    今回のマーケットピークは、ドバイが所在地だと言われていました。
    この時点でNGです。
    会社が海外登記されているパターンは責任の追及がしにくいのです。
    私たちは日本国内に住んでいるので、トラブルが発生した場合に、本社や会社の所在地が海外にある場合は連絡を取ることが簡単ではありません。
    時差があることだけでも、手間がかかることが予想がつきます。
    これは、 様々な問い合わせや手続き等を少しでも遅らせたい意図が、仕掛けている側にあります。
    手続きが便利、ではなく面倒にしておきたいのです。

    2.ありえない利率

    今回のマーケットピークに関しては、3%と言われていますので、全然ありえない利率ではありませんでした。
    過去には、利率がは20%を超えていたジュビリーエースと言う会社が存在しましたし、他にもマイニングエクスプレスは10%前後だったと記憶しています。
    ありえない利率を謳うケースにも用心してください。

    3.マルチネットワークビジネスの形態

    新規勧誘や新規リクルートができると、その紹介のフィーも入ってくるパターンです。

    私のYouTube動画以外にも、いろんなところで注意喚起されているはずですが、なぜこんなに引っかかってしまう方達が出てしまうのか、非常に残念です。

    おそらく動画の内容を自分ごととして聞いていない方や、まさか自分が騙されると思わない方もいらっしゃると思います。

    インターネット、SNSが普及し、必要な情報を簡単に入手でき、以前に比べるととても便利な世の中になりましたが、反面そこにあるのは良い情報ばかりとは限らず、こういった詐欺のような悪い情報も同時に入ってきてしまいます。

    インターネットやメディアにある情報を見聞きしながら、明日は我が身と思いましょう。
    自分や自分の周りの大事な人たちが騙されないとも限らないのです。

    過去にも暗号資産詐欺に関するYouTube動画を複数あげていますが、これらは注意喚起のためでもあります。
    騙される人が出ないように願っています。

    マーケットピーク逮捕事件の詳細と手口を解説

    今回のマーケットピークの詳細に触れておきます。

    逮捕の理由

    報道によると、男女9人が逮捕されたとのことです。
    大学生を中心に、若年層が会員を紹介/勧誘し、概要書面交付もなかったようです。
    特商法違反(特定商取引法)ということで逮捕者が出ています。
    Yahooニュースはこちらからご覧になれます。

    Yahoo!ニュース・オレオレ詐欺から「SNS投資詐欺」へ…高齢者から中年や主婦 そして若者にターゲット層拡大 “防ぐ”にはどうすれば?

    今回のブログに書いてある内容は、こういった暗号資産などの投資詐欺に限ったことではなく、ネットワークビジネス業界全体にも多く頻発している問題でもあります。

    今後、少しでも似ていると感じる部分があれば、
    「これは、ひょっとしたらあの時ブログできみちゃんが言っていた行動や発言と似ているんじゃないだろうか」
    と思い出してください。

    問題行動

    言い出すとキリがないのですが、以下のようなことをしていたそうです。

  • マルチじゃないと言え
  • 会社名は言うな
  • 絶対に儲かる
  • そのまま消費者金融に連行…
  • 以下のような、アポ取り三原則のノウハウというのもあったようです。

  • お願いはしない
  • 話す時は声をツートーンアップ
  • 内容は自分で喋らない
  • お願いをするのではなく、こちらが情報を教えてあげている立場だと言い、声をツートーンアップして明るく元気に、ビジネスの内容を喋るのは上の人間で、あなたはただ連れてくるだけでいい、というやり方です。
    これらはブラインド勧誘と不実告知に該当します。

    それから被害を負わせてしまった側、勧誘した側のインタビューで、下記のコメントもありました。

    「最終的に相手の人が自分で決めたことなので、それは自己責任じゃないでしょうか」

    絶対儲かると勧誘しておきながら結果ダメだったり、今回のように逮捕者が出たりして問題になった後には、
    「いや自分で決めたんでしょう、被害者の自己責任で誘った自分は悪くない」
    と責任逃れをする、これもネットワークビジネスあるあるだと思います。
    (被害者がいつの間にか加害者になることも...)

    今回は、2,500人以上の会員から総額7億7,500万円を集めたという出来事でした。
    これをきっかけに、私たちも考え直さないといけない、勉強し直さないといけません。

    一般人においしい話は絶対に回ってこない

    世の中には、おいしい話というのはあります。
    あるにはあるんですが、こういう話は大金持ちのところにしか回ってきません。

    断言します。

    一般人においしい話は絶対に回ってきません!

    今回の件は大学生でしたが、まだ社会のことにもそんなに詳しくない年代で、同時に好奇心も旺盛です。
    何十万儲かるんだよ、と言われると誘いに乗ってしまったり、途中でおかしいと思っても断りきれなかったりするかもしれません。
    何人もの怖そうな人たちに囲まれたりしたら...
    断れない状況に陥りやすいです。

    搾取が目的ですから、ターゲットにされています。
    また、ご高齢の方だと良し悪しの判断がつかない場合もあります。
    若年層や高齢者、なぜこういう方達に話を持っていくんでしょうか?

    詐欺だからです。

    あとは、 赤の他人にSNSでおいしい話をするということが、果たしてあるでしょうか?

    最近ではいろんなグループ/集団に所属する人が、DM(ダイレクトメッセージ)をコピペ(コピーペースト)したものを不特定多数に大量に送りつけています。

    送ってきた人のアカウントを見てみると、本当に本人なのかと疑うようなプロフィールが書かれていたり、写真が貼られていたりします。

    それらを見て、本当かどうか、偽物なんじゃないか、どれが真実でどれがそうじゃないのかを判断できるように、スキルを身につけないと簡単に騙されてしまいます。

    例えば、宝くじが当たったとして、宝くじが当たったことをSNSで言うでしょうか?

    中には、信頼している友達から話を聞いたというケースはあるかもしれませんが、この場合でもその友達が騙されているという可能性は消えません。
    この手の案件でお金を取り戻すのは非常に難しいです。
    搾取されたお金は、既になくなってしまっていたりするケースがほとんどです。

    難しい案件ではあるんですけれども、何かご相談や話を聞いてほしい等、今のビジネスのコンサルテーションのご希望やお問い合わせがありましたら、この後のご案内を見てください。

    今回はマーケットピークで逮捕者が出たという情報を取り上げました。
    皆さまが被害に遭われないことを願っております。

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